ホームページ担当者必見のキーワードツール「Googleトレンド」
私たちウェブマーケッターが毎日使っている「Googleトレンド」を紹介します。
Googleが提供する無料で使えるツールです。
Google Trends
https://trends.google.co.jp
を開いてみましょう。
今人気の話題のランキングが出てきます。
これはGoogle関連のインターネット上の膨大なデータを元得られるトレンドです。
「すべてのカテゴリ」となっているところは、以下のカテゴリで絞り込むことができます。
- エンタテイメント
- スポーツ
- トップニュース
- ビジネス
- 科学&テクノロジー
- 健康
ここでは、例えば、「科学&テクノロジー」で絞り込んでみます。
「iPhone, iOS, iPad Pro, マルチタスク」というトレンドをクリックして詳細を見てみましょう。
このトレンドのランキングはリアルタイムに変っていくのであなたが開いた時にはもうこのトレンドはなくなっているかもしれませんが。。。
毎年9月には新型iPhoneが発表されるので、iPhone関連の話題が上位に来ているのでしょう。
ちょうど先日、iPhone 8とiPhone X(テン)が発表されたばかりですね。
活用方法としては、ブログ記事のネタです。
一時的ではありますが、膨大なアクセスが集まる可能性が高いです。
人気のキーワードや関連トピックが表示されるので、それらを参考にうまくキーワードを盛り込んでブログ記事の内容を書き、記事タイトルにもキーワードを入れるようにします。
ただし、これは個人の日記ブログでの活用例であり、企業サイトのSEOにはあてはまりません。
「WordPress」と「Movable Type」のトレンド
次に左上のハンバーガーメニューをクリックし、「調べる」を見てみましょう。
ハンバーガーメニューというのは、スマホサイトでよく見る三本線のアイコンのことです。
5つまでキーワードのトレンド(人気度の動向)を比較することができます。
ここでは、「WordPress」と「Movable Type」を比較してみます。
場所は「日本」、期間は「2004 – 現在」、「ウェブ検索」に設定します。
一番検索数の多い日を100として、相対的な指標の推移がわかります。
図の青色がWordPressの相対的な検索数で、赤色がMovable Typeです。
青線と赤線が交差するのが2006年12月頃で、それより以前はMovable Typeのほうが検索数が多く、以降はWordPressのほうが検索数が多いということがわかります。
「検索数が多い」ということは「人気があって利用者が多い」と考えるのが自然です。
「ホームページ制作」と「HP制作」の比較
「WordPress」と「Movable Type」は全く別の言葉ですが、今度は、二つの類似するキーワードを比較してみましょう。
「ホームページ制作」と「HP制作」を比較してみます。
期間は、「過去12か月間」に設定してみましょう。
このように「ホームページ制作」のほうが圧倒的に検索される回数が多いことがわかります。
季節性のあるキーワード
次に、「振袖 レンタル」というキーワードのトレンドを見てみましょう。
場所は「日本」、期間は「過去12か月間」、「ウェブ検索」に設定します。
2017年1月8日~14日に鋭く高いピークが見られます。
これは成人式に関連するピークと考えられます。
2018年の成人式の日は1月8日(月)ですね。
おそらく、2017年の成人式のニュースをネットやテレビなどで見て、「来年の成人式は自分の番だ。振袖はどうしようか。。。」と19歳の女性あるいはその親が検索していると考えられます。
さすがに、1週間後の成人式で着る振袖を直前になって探す人はいないでしょう。
つまり、振袖のレンタルを行っている着物屋さんは、翌年2018年の成人式で着る振袖のレンタルに関する告知を2017年の1月1日~1月21日頃に力を入れて行うべきなのです。この期間に見込客のリストを取得しやすいということです。
もちろん、着物屋さんはGoogleトレンドを使わなくても、店舗への問い合わせなどからこのような傾向があることは知っているでしょう。
あくまでもGoogleトレンドの活用方法をわかりやすく説明するための例です。
まとめ
Googleトレンドを使うことによって個人の日記ブログのネタを探したり、季節性のあるキーワードのトレンドを調べることによってネットショップのSEOや広告出稿の戦略を練ったりすることに使えることがわかったと思います。
「振袖 レンタル」の場合、京都府で最も検索回数が多いというデータも活かせることもあるかもしれません。
さらに詳細な活用方法については書きませんが、自分で深く考えてみてください。
徹底的にアクセス解析することにより、まだまだ改善できる箇所があるはずです。
まずは無料コンサルティングをうけてみてはどうでしょうか。
すばらしい提案をする自信があります。
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