SEO対策

検索エンジン最適化

SEO対策(検索エンジン最適化)


SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字3文字をとったもので 「検索エンジン最適化」の意味であり、ホームページの内容をYahoo!、GoogleやBing等の検索エンジンに適切に上位に表示されるようにする事です。Bingは聞き慣れないかもしれませんがMicrosoft社が運営する検索エンジンです。Baidu(百度:バイドゥ)は中国で最大のシェアを占める中国製の検索エンジンです。

以下の折れ線グラフは、2014年6月~2017年6月までの日本における各検索エンジンのシェアの推移をあらわし、PC・スマホ・タブレットすべてのプラットフォームから得られたデータです。データはStatCounter GlobalStatsを元にしています。

各検索エンジンのシェアの推移

このグラフを見ると、近年の日本ではGoogleのユーザーが最も多くなっています、次にYahoo!、Bingの利用率が高いのです。Bingのシェアはほとんどないのであまり気にする必要はありません。そして、現在のYahoo! JAPANの検索エンジンの中身はGoogleと同じで、検索結果を若干カスタマイズしている程度です。

したがって、対策が必要な検索エンジンはGoogleのみということになります。

検索エンジンはそれぞれ独自のアルゴリズム(ある特定の目的を達成するための処理手順・計算式)を持っており、各検索エンジンは「あるキーワードに対して最適と考えるページを自動的に上位に表示させる」事を考えているのです。

といっても、私たちが考えるSEOの手法は、どの検索エンジンに対しても同じで、特に変わるわけではありません。

最近では機械学習というAI(人工知能)が検索アルゴリズムに組み込まれており、昔のように簡単に攻略することは不可能です。これによってSEOの目的が本来あるべき姿になりつつあると言えます。

いずれにしても、インターネットの利用者は検索エンジンの検索結果の上から閲覧していきます。一般的に、最初のページ(上位10位)しかみない利用者は約8割と言われており1ページ目に上位表示させることはビジネスで成功をするための重要な課題となります。

最も重要なのは、どのキーワードでSEO対策するかです。あなたの商品やサービスを探しているユーザーがどういった検索ワードを入力するのか考えます。そして、競合がひしめくビッグワードで勝負できるのか、あるいはニッチな複合キーワードを見つけ、かき集めてロングテール型の集客を模索すべきなのか見極める必要があります。

SEO対策

SEOの手法としては、大きく以下の二つに分類されます。

  • 内部的SEO
  • 外部的SEO

内部的SEO

HTML、サイト構造、タイトルタグとメタ・ディスクリプションの最適化、ページ内へのキーワードの配置、コンテンツの作り込み(コンテンツSEO)などがこれにあたります。このうち、メタ・ディスクリプションは検索順位には影響しませんが、ページ内容を120文字程度に要約して記述することによってスニペット(検索結果の紹介文)として表示される可能性があるため、ページ毎に最適な文章を設定したほうがよい場合があります。

ここでやってはいけないのは、キーワードを意識しすぎて、コンテンツの文章が不自然になってしまうことです。キーワード含有率よりも、“より自然な文章“を心がけなければなりません。

内部的SEO

日本語URLの中に重要なキーワードを入れることも内部SEOの一部と考えられます。キーワードがアルファベットであれば、日本語を含まない通常の英語URLでも効果があります。つまり、新規にドメインを取得してホームページを制作する場合は、ドメイン名の選定からSEOが始まっていることになります。

外部的SEO

一般的に、学術論文において優れた論文というのは、多くの論文そして優れた論文の中で引用されています。これをウェブページに当てはめると、“引用”というのは“リンク”にあたります。ここで、“リンクされる”ことを“被リンク” (バックリンクともいう)といいます。
つまり、たくさんの“質の高いページ”からの被リンクを集めることが重要になります。質の高いページというのは、たくさんの被リンクがあるページのこと、あるいは、よりオーソリティーの高いページのことを指します。オーソリティーというのは簡単に言えば、“信頼度”のことです。ここでは詳細は述べませんが、オーソリティーにはドメイン自体のオーソリティーとページのオーソリティーが存在します。例えば、教育機関、政府や自治体が所有するウェブサイトは当然ですが、信頼度は高いでしょう。一方で、個人が新しく立ち上げたウェブサイトの信頼度はそれほど高くありません。その理由は、個人が所有するウェブサイト内の情報は誰にも審査されていないことがほとんどですが、教育機関、政府や自治体などのウェブサイト内のコンテンツはそれぞれが責任を持って公開されているからです。極端な例を挙げましたが、オーソリティーというのはこのような信頼度のことです。ちなみに、かつてGoogleが公表していたPage Rank(ページ・ランク)とは別の指標です。

それでは“質の高い被リンク“を得るためにはどうすればよいのでしょうか?一つの答えとして、まず誰でも思いつくのは、自分でウェブサイトを多数運営して、検索のランクを上げたい自分のウェブサイトへリンクを付けることです。所謂、自作自演のリンクというやつです。しかしながら、Googleはこの自作自演のリンクを含め、質の低い被リンクを良しとしません。
これは、学術の世界において同様で、学術論文で自分の論文や同じ大学・研究室の論文ばかり引用した論文は査読者に偏った内容と思われてしまい、審査の目が厳しくなります。
もちろん、ある会社が一つのウェブサイトしか運営してはいけないといった規則などありませんから、場合によっては関連サイト(サテライトサイトなどと呼ぶことがあります)を自ら作成してメインサイトへリンクを貼ったりすることもあります。

例えば、私たちのようなホームページ制作会社であれば、関連サイトとして、

  • HTML5・CSS3の詳しい解説
  • Photoshop、IllustratorやDreamweaverの使い方解説
  • WordPressのインストール、カスタマイズやプラグインの解説
  • レンタルサーバーの選び方
  • SEOの教科書的な内容
外部的SEO

このようなウェブサイトを別ドメインで運用し、運営会社としてメインサイトへリンクを貼っても良いわけで、不自然なリンクでなければ被リンクとして有効とみなされます。仮にGoogleに有効な被リンクとしてみなされなかったとしても、それぞれのサテライトサイトで集客してメインサイトへアクセスを送ることは出来ますし、上記のような専門的なウェブサイトを運営しているホームページ制作会社ということでユーザーから支持されることになるでしょう。Googleの考える“オーソリティー”というのはそういうことだと、私は考えています。

といっても、自分たちで運営できるウェブサイトの数には人的リソースの面から限りがありますから、第三者から自然にリンク(支持)されるような工夫が必要になります。これがGoogleの考える“本質的な”SEOであり、私も同様に考えています。つまり、自然と他人のウェブページ、ブログ、Facebook、Twitterや、はてなブックマークなどで紹介されるような価値のあるコンテンツをサイト内で提供することが重要となってきます。

ここでやってはいけないのは、被リンクを購入したり、無意味に無関係なウェブサイトと相互リンクをすることです。Googleはそのような手法による検索ランキングの操作を認めていません。

私たちが行うSEO対策

上でSEOの教科書的な解説を述べましたが、そこでやってはいけないと書いたことは当然ながらやりません。

本質的なSEOをあなたと一緒に考えて継続的に進めていきます。

したがって、SEOはホームページ作成と切り離すことができません。すでにホームページをお持ちの方も、私たちにSEOを依頼する場合は、ほとんどのケースにおいて、ホームページをリニューアルすることになるでしょう。

SEOにかかる費用

SEOのプランは、あなたのビジネスに合わせて独自にカスタマイズすることになるので、定額ではありません。取り組む内容によって変わってきますので、無料相談フォームからお問合せください。